【Bリーグ】仕組みと参加チームやリーグの違いなどを徹底解説!
FIBAバスケットボールワールドカップによって、更に注目を集めているBリーグ。
そんな盛り上がりをみせるBリーグを観戦するにあたって、そもそもBリーグとはどのような仕組みになっているのかが分からない方も多いでしょう。
本記事では、Bリーグとは?という視点から、どのような仕組みになっているのかを徹底解説していきます。
これからBリーグを観戦しにいきたい方、詳しく理解しておきたい方にオススメの記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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B.LEAGUE(Bリーグ)とは?
出典:公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
Bリーグは、日本国内で行われるプロバスケットボールリーグのひとつで、正式名称は「公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」です。
Bリーグは、日本バスケットボール協会(JBA)が主催し、日本国内のプロバスケットボールリーグを再編成したもので、2016年に創設されました。
以前は、NBLとbjリーグという2つの別々のプロリーグが存在していましたが、統合しました。
この国内リーグの統合とBリーグ発足の立役者となったのが、Jリーグの初代チェアマンでJリーグの立ち上げにも大きく貢献した川淵三郎氏です。
Bリーグの仕組み|参加クラブやリーグの違いは?
Bリーグは、B1、B2、B3と3つの異なるリーグで構成されています。
合計で55のクラブが所属しており、各リーグで優勝を争います。
それぞれのリーグごとに、仕組みや参加クラブの違いなどをみていきましょう。
B1リーグ
B1リーグはBリーグの中で最も上位のリーグで、24のクラブが3つの地区に分かれて競い合います。
各地区には8つのクラブが所属し、レギュラーシーズンを戦います。
B1リーグのクラブ一覧
B1リーグの所属クラブを、各地区ごとに分けてみていきましょう。
東地区
B1リーグにおける、東地区の所属クラブは以下の通りです。
レバンガ北海道
仙台89ERS
秋田ノーザンハピネッツ
茨城ロボッツ
宇都宮ブレックス
群馬クレインサンダーズ
千葉ジェッツ
アルバルク東京
中地区
B1リーグにおける、中地区の所属クラブは以下の通りです。
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
富山グラウジーズ
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス
シーホース三河
ファイティングイーグルス名古屋
西地区
B1リーグにおける、西地区の所属クラブは以下の通りです。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
佐賀バルーナーズ
長崎ヴェルカ
琉球ゴールデンキングス
B1リーグには、FIBAバスケットボールワールドカップで活躍した選手が多く存在します。
例)千葉ジェッツ(富樫勇樹選手)、横浜ビーコルセアーズ(河村勇輝選手)、宇都宮ブレックス(比江島慎選手)など
B1リーグのレギュラーシーズン
レギュラーシーズンは各地区内で4回戦、自地区以外のクラブとは2回戦総当たりとし、合計60試合を行います。
順位は、勝率(勝ち試合数÷成立した試合数)によって決定され、シーズン終了時、勝率が高いクラブが各地区の上位となります。
B.LEAGUE CHAMPIONSHIP
B1リーグのレギュラーシーズン終了後、Bリーグの年間優勝を決める「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP(プレーオフ)」が行われます。
B1リーグにおいて、各地区の1位および2位のチームが、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」に自動的に進出となり、各地区の上位2チームを除いた18チームの中から、上位2チームが参加資格を獲得します。
また、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」はトーナメント形式で行われ、準々決勝、準決勝、及び決勝の各ラウンドは2試合ずつ行います。
Bリーグの年間優勝が決まるため、最も盛り上がる試合と言って間違いないでしょう。
B2リーグ
B2リーグは、中位のリーグで、14のクラブが2つの地区に分かれて競い合います。
各地区には7つのクラブが所属し、レギュラーシーズンを戦います。
B2リーグのクラブ一覧
B2リーグの所属クラブを、各地区ごとに分けてみていきましょう。
東地区
B2リーグにおける、東地区の所属クラブは以下の通りです。
青森ワッツ
岩手ビッグブルズ
山形ワイヴァンズ
福島ファイヤーボンズ
越谷アルファーズ
アルティーリ千葉
新潟アルビレックスBB
西地区
B2リーグにおける、西地区の所属クラブは以下の通りです。
ベルテックス静岡
滋賀レイクス
神戸ストークス
バンビシャス奈良
愛媛オレンジバイキングス
ライジングゼファー福岡
熊本ヴォルターズ
B2リーグのレギュラーシーズン
レギュラーシーズンは各地区内で6回戦、自地区以外のクラブとは2回戦総当たりとし、更に任意に選ばれる他地区の5チームと更に2回戦の合計60試合を行います。
順位は、勝率(勝ち試合数÷成立した試合数)によって決定され、シーズン終了時、勝率が高いクラブが各地区の上位となります。
B2リーグのプレーオフ
B2リーグのレギュラーシーズンにおいて、各地区の1〜3位のクラブは、プレーオフに自動的に進出し、各地区の上位3クラブを除いた8クラブのうち、上位2クラブがプレーオフに参加資格を獲得できます。
また、プレーオフはトーナメント形式で行われ、準々決勝、準決勝、3位決定戦、および決勝の各ラウンドは2試合ずつ行います。
B2リーグのプレーオフも年間優勝をかけた試合となるため、盛り上がること間違いなしです。
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B3リーグ
B3リーグは、Bリーグの中では一番下位のリーグとなり、18のクラブで競い合います。
B3リーグの所属クラブは以下の通りです。
さいたまブロンコス
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
しながわシティバスケットボールクラブ
アースフレンズ東京Z
立川ダイス
東京八王子ビートレインズ
横浜エクセレンス
湘南ユナイテッドBC
金沢武士団
福井ブローウィンズ
岐阜スゥープス
豊田合成スコーピオンズ
ヴィアティン三重
トライフープ岡山
山口パッツファイブ
徳島ガンバロウズ
香川ファイブアローズ
鹿児島レブナイズ
B3リーグのレギュラーシーズン
レギュラーシーズンは任意の9クラブと4試合、8クラブと2試合の合計52試合を行います。
レギュラーシーズンが終了した時点で、勝率の最も高いクラブが上位として順位が決定されます。
B3リーグのプレーオフ
レギュラーシーズン上位8クラブによるトーナメント戦(3戦2勝先勝方式)、最多24試合(最少16試合)となり、3位決定戦は、昇格クラブを決定する必要がある場合のみ開催します。
シーズン終了後、1位と2位のクラブ(B2クラブライセンスを取得条件)がB2リーグとの入れ替えの対象(自動昇格)となります。
昇格・降格はどのように決まる?
シーズン終了後の昇降・降格に関するルールは以下の通りです。
昇格の仕組み
B2リーグ→B1リーグ:上位2クラブが自動的に昇格
B3リーグ→B2リーグ:上位2クラブが自動的に昇格
降格の仕組み
B1リーグ→B2リーグ:下位2クラブが自動的に降格
B2リーグ→B3リーグ:下位2クラブが自動的に降格
上記の仕組みにより、昇格と降格のプレーオフは実施されず、上位リーグから下位リーグへの移動は自動的に行われます。
Bリーグの仕組みを理解し観戦を楽しもう!
Bリーグは、B1リーグに大きな注目が集まりますが、B2リーグやB3リーグにも魅力がたくさんあります。
それぞれのリーグの仕組みや違いなど、Bリーグ全体の内容を理解することで、これまでと違った視点からもBリーグを楽しむことができると思います。
FIBAバスケットボールワールドカップを経て、特に注目を集めているBリーグですが、これから更に盛り上げていきましょう!
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