スポーツのライブ配信のやり方を解説!【サッカー・野球・部活の試合など】
(※この記事は、2023年10月16日に更新されました。)
今回は、スポーツのライブ配信のやり方について解説します。
本記事は以下のような方におすすめです。
自分のサッカーチームなどの試合をライブ配信したい
部活動の試合などをライブ配信したりアーカイブとして残したい
直接試合を観戦できない人に向けてリアルタイムで映像を共有したい
この記事では、上記のような方に向けて、スポーツのライブ配信に必要な機材や配信方法などの基本的な知識を紹介します。
また、代行サービスに依頼する際の料金相場なども紹介していますので、参考にしてみてくださいね!
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スポーツをライブ配信するメリットとは?
スポーツのライブ配信をするメリットには、以下のようなものがあります。
直接観戦できない場合でもリアルタイムで視聴できる
世界中の視聴者が観戦できる
アーカイブとして残せる
直接観戦できない場合でもリアルタイムで視聴できる
スポーツはやっぱり会場でリアルタイム観戦したい、してもらいたいと思う方もいると思いますが、会場の規模や制限などのさまざまな事情があってそれができないというケースもありますよね。
また、近年はスポーツライブ配信に特化した動画配信サービスも増えており、さらに、コロナ禍の影響も重なったことで、スポーツの視聴方法が今までとは違う形になっていると言えるでしょう。
ライブ配信を行えば、会場に行くことができなくても会場の観客と同じようにリアルタイムで観戦することができるため、おすすめです。
世界中の視聴者が観戦できる
スポーツをライブ配信すれば、遠く離れている人でも観戦可能です。
活用するプラットフォームや宣伝方法によっては視聴者を増やすこともできるため、チームなどのファンを増やしたいという場合にも有効と言えるでしょう。
アーカイブとして残せる
スポーツをライブ配信することで、後からその映像を見返すこともできます。
アーカイブとしてライブ映像を保存しておけば、後から何度も見たいという人の希望も叶えられる上、試合内容を分析してプレーを改善することも可能です。
スポーツをライブ配信する上での基礎知識
スポーツをライブ配信するには、まず適切な機材と良好なインターネット環境が必要になります。
また、ライブ配信を行えるプラットフォームにはさまざまなものがあるため、どのような人に向けて配信するのか考えて選択することが大切です。
たとえば、メンバーの家族や知り合いなどの関係者のみに配信したい場合は、限定公開できるようなプラットフォームを選ぶ必要があります。
さらに、配信の目的によっては、視聴者が試合を楽しめるように試合の進行状況を伝えるための実況や解説も必要になるかもしれません。
このように、ライブ配信をするためにはさまざまな準備が必要になります。
これらを理解した上で、以下の項目で解説する必要な機材や配信方法を確認することで、よりスムーズにスポーツをライブ配信することができるでしょう。
スポーツをライブ配信する際に必要な機材
スポーツをライブ配信するためには、以下のような機材が必要です。
スマートフォンやカメラ
三脚
配信用ソフト・アプリ
スマートフォンやカメラなどの撮影機材
スポーツをライブ配信するためには、まず映像を撮影するためのスマートフォンやカメラが必要です。
プラットフォームによってはPCを使ったウェブカメラでの配信も可能なため、必要に応じて準備しましょう。
現在ではスマホ・タブレット撮影のライブ配信も十分可能ですが、よりきれいな映像で配信したいというような場合は専用のビデオカメラを用意してもよいかもしれません。
三脚
三脚は、カメラを固定して画面のブレなどを抑えるために使います。
手で持って撮影するとどうしても画面が揺れて見づらくなってしまいますが、三脚を活用すれば見やすい映像を配信することができます。
スマートフォンで撮影する場合は、スマホホルダーにスマホを挟んで固定したり、Live配信用のスマホスタンドなどを活用すると便利でしょう。
配信用ソフト・アプリ
試合をインターネット上に配信するためには、配信用ソフトやアプリも必要です。
たとえば、スマートフォンを使ってYouTube配信を行う場合は、YouTubeのアプリが必要になります。
その他にも、OBS StudioやCameraFi Liveなどの配信・録画ソフトを使ってライブ配信を行うことも可能です。
より気軽に配信を行いたい場合はスマートフォンのアプリなどが、より凝った配信を行いたい場合は配信録画ソフトの利用がおすすめといえるでしょう。
その他:マイクや照明機材など
スポーツのライブ配信を行う場合、カメラや配信用ソフトの他にも、必要に応じてマイクや照明機材などが必要です。
たとえば、テレビのスポーツ中継のように解説や実況を入れる場合はマイクを用意する必要がありますし、暗い場所や夜間の試合を配信する場合照明機材などが必要になります。
また、屋外で配信する場合は、使う機材に合わせたモバイルバッテリーなども必要です。
どのような状況で配信を行うかを確認し、必要な機材を用意しましょう。
ライブ配信の際の注意事項
スポーツのライブ配信を行う際は、トラブルを避けるためにも以下のような点に注意する必要があります。
準備・テストを十分行う
プライバシーに配慮する
インターネット環境に注意する
準備・テストを十分行う
配信を開始しようとしたらできない、開始できたけれどどうやら音が届いていないようだ、などのトラブルを避けるためにも、事前の準備は十分に行いましょう。
具体的には、実際に設定をしてから配信を行いテストするというのがおすすめです。
特に、初めて使うアプリや機材などがある場合は、解説通りに組み立てたり設定したつもりでもうまくいかないというケースは十分ありえます。
当日試合が開始するまでにうまく配信ができないという事態に陥らないためにも、しっかりと準備・テストを行いましょう。
プライバシーに配慮する
ライブ配信をする場合は、選手や観客のプライバシーにも気をつけましょう。
限定公開などの配信であっても、念のため配信や録画を行うことをお知らせしておくとトラブルを防ぐことができます。
特に、お子さんの試合を配信するという場合は、保護者の許可を得るなどの配慮が必要です。
また、ふとした会話がマイクに拾われて、配信されてしまうことがあるので、個人情報やプライバシー情報を含む会話はカメラの周りでは避けるようにしましょう。
インターネット環境に注意する
ライブ配信を行うためには、安定したインターネット環境が必要です。
また、スマートフォンなどを利用する場合は、データ通信量の超過による通信制限にも注意が必要です。
YouTubeライブ配信などであれば、1時間につきおよそ1GBの通信量を消費するようですので、加入しているプランによってはすぐに通信制限に引っかかってしまうケースもあります。
このように、ライブ配信を行う場合は、配信する場所の通信環境や機材の通信制限について確認し、必要であればモバイルWi-Fiなどを活用しましょう。
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YouTubeでスポーツをライブ配信する方法
YouTubeを活用してスポーツのライブ配信を行うには、以下のような方法があります。
ウェブカメラを使う
モバイルアプリで配信
エンコーダー配信
こちらの項目では、YouTubeのモバイルアプリを利用したライブ配信の方法を解説します。
なお、モバイルで配信を行う場合には、配信するアカウントのチャンネル登録者数が50人以上である必要があります。
その他にも、ライブ配信をあらかじめ有効にしておくなどの必要事項があるため、条件をチェックしておきましょう。
【YouTubeでスポーツをライブ配信する手順】
スマートフォンでYouTubeアプリを起動します。
画面下部の作成アイコン→「ライブ配信を開始」を選択します。
指示に従ってオプション等の設定を行います。
「ライブ配信を開始」を選択します。
終了したい場合は、「終了」を選択します。
参考:モバイルでライブ ストリームを作成する - Android - YouTube ヘルプ
参考:モバイルでライブ ストリームを作成する - iPhone と iPad - YouTube ヘルプ
InstagramやFacebookなどのSNSでスポーツのライブ配信をする方法
YouTubeだけでなく、InstagramやFacebookなどでもスポーツのライブ配信が可能です。
こちらの項目では、以下のプラットフォームでの配信方法を紹介します。
Instagram
Facebook
Instagramでスポーツのライブ配信をする方法
Instagramアプリを開きます。
ホーム画面の右上または下にある「+」をタップします。
画面下部のメニューから「ライブ」を選択します。
ライブ配信アイコンをタップして配信を開始します。
配信が終了したら、右上の「✕」を押し、「動画を終了」を選択します。
Facebookでスポーツのライブ配信をする方法
Facebookを開き、「その気持ち、シェアしよう」の部分をタップします。
「ライブ動画」を選択します。
必要に応じて、プライバシー設定を調整したり、ライブのタイトルや説明を追加したりします。
「ライブ配信を開始」をタップしてライブ配信を開始します。
配信が終了したら、「終了」をタップします。
代行サービスに委託してライブ配信する場合の費用相場は?
より凝った配信を行いたいと思っていたり、ライブ配信の設定や運営を自分で行うのが難しい場合は、代行サービスに委託することも一つの選択肢です。
ライブ配信の代行サービスを利用する場合の費用は、サービスの内容や配信するスポーツの規模・環境によりますが、以下のようなイメージです。
カメラマン1人・基本的な設定:10〜20万円
カメラマン2人・追加の機材や対応:30〜50万円
上記よりも大規模な設定やアシスタントなどスタッフ増員:70万円〜
このように、ライブ配信の代行サービスの費用は、サービスの内容や規模、必要な機材などにより大きく変わることがわかります。
自分のニーズや予算によって、依頼する代行サービスや依頼内容の範囲などを判断しましょう。
スポーツをライブ配信する方法に関するよくある質問
こちらの項目では、スポーツをライブ配信する方法に関するよくある質問について回答しています。
スポーツ配信に必要な機材は?
スマホからライブ配信するにはどうすればいいですか?
ライブ配信の欠点は何ですか?
YouTubeのライブ配信にはいくらかかりますか?
YouTubeのライブ配信は誰でもできる?
スポーツ配信に必要な機材は?
スポーツのライブ配信に必要な機材は、スマートフォンやカメラなどの撮影機材、カメラを固定してブレを抑えられる三脚、配信用ソフト・アプリ、マイクや照明機材などが挙げられます。
どのような状況で配信を行うかを事前に確認し、必要に応じた機材を用意しましょう。
また、ライブ配信を行うためには、安定したインターネット環境が必須です。
配信する場所の通信環境や機材の通信制限について確認し、必要であればモバイルWi-Fiなどを活用しましょう。
スマホからライブ配信するにはどうすればいいですか?
スマートフォンからYouTubeやInstagram、Facebookなどのプラットフォームを通じてライブ配信を行うことが可能です。
スマートフォンを使って、YouTubeでライブ配信を行う場合は、チャンネル登録者数が50人以上である必要があります。
YouTubeでライブ配信を行う方法については以下のリンクをご参照ください。
ライブ配信の欠点は何ですか?
スポーツのライブ配信に関して考えられる懸念点は、プライバシー問題です。
ライブ配信をする際は、選手や観客のプライバシーに配慮しなければなりません。
限定公開でライブ配信する場合でも、念のため配信や録画を行うことをお知らせしておくことで肖像権やプライバシーに関するトラブルを防ぐことができます。
また、ふとした会話がマイクに拾われて、配信されてしまうことも考えれれるので、個人情報やプライバシー情報を含む会話はカメラの周りでは避けましょう。
YouTubeのライブ配信にはいくらかかりますか?
YouTubeチャンネルを持っていれば誰でも無料でライブ配信を行うことができます。
ライブ配信の条件については、次の「YouTubeのライブ配信は誰でもできる?」をご参照ください。
YouTubeのライブ配信は誰でもできる?
過去 90 日間に「ライブ配信に関する制限」を受けていない、かつ「チャンネルの確認」が完了している場合、誰でもライブ配信を行うことができます。
モバイルで配信を行う場合には、配信するアカウントのチャンネル登録者数が50人以上である必要があります。
まとめ:目的に合わせてスポーツのライブ配信を活用してみましょう
スポーツをライブ配信することができれば、試合内容を多くの人に共有したり、ファンとのつながりを深めたりすることができます。
しかし、ライブ配信をトラブルなく実施するためには、適切な機材の選定やプラットフォームの選択などの準備が必要です。
また、代行サービスを利用すれば、凝った配信を手軽に行うこともできます。
自分やチームの目的に合わせ、スポーツのライブ配信を活用してみましょう!