野球グローブの選び方のポイントを解説!
(※この記事は、2024年1月31日に更新されました。)
野球用グローブは、守備力向上のために重要なアイテムであり、プロ選手が愛用するモデルから初心者向けのリーズナブルな商品まで多様な種類が存在します。
本記事では、野球グローブの選び方のポイントをはじめ、ポジション別のグローブの特徴に焦点を当てて詳しく説明していきます。
これから野球を始める方や、野球グローブ選びに迷われている方は、是非最後までご覧ください。
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野球グローブの選び方のポイント
様々な種類があり、迷われる方が多い野球グローブ。
選び方として、以下のポイントを踏まえながら選びましょう。
ポジションに合わせる
各ポジションに適した野球のグローブを選びましょう。
例えば、外野手用グローブは大きなポケットが、内野手用グローブは小さなポケットが好まれます。
グローブサイズ
手の大きさに合ったグローブのサイズを選びましょう。
選手の年齢や手の成長に注意しながら選ぶと良いです。
素材と耐久性
素材や耐久性などもグローブを選ぶ際のポイントとなります。
高品質な素材で作られたものは耐久性があり、長く使うことができ、一般的には本革が良質な素材です。
個々の好み
プレーヤーの好みや感触も重要です。
試しにいくつかのグラブを手に取って、自分に合ったものを見つけることが大切です。
そした、自分にとって使いやすいグローブを見つけるために、実際に着用してみましょう。
ポジション別のグローブとその特徴
グローブの選び方において、最も重要なのがポジションです。
ポジションごとにどのようなグローブが適しているかをみていきましょう。
投手用のグローブ
投手用のグローブは、ボールの握りを隠すために隙間のないウェブと指カバーが特徴です。
守備機会が少ないため、軽くて硬いグローブが求められ、球種をバレにくくするためにはバスケット(フラット系)ウェブや見えにくいウェブが一般的となっています。
基本的には、この投手専用のグローブを使用します。
内野手用のグローブ
内野手用のグローブは、主に「二塁手用・遊撃手用」と「三塁手用」のポジションに分けた2種類があります。
二塁手や遊撃手向けのグローブは、捕球から送球への動きをスムーズにするため、ポケットが浅くて小さめのものが多いです。
一方、三塁手用グローブは、強烈な打球もしっかり捕球できるように、ポケットが内野手用の中でも深く大きめなものが好まれます。
内野手用グローブ全体に共通する特徴は、柔軟性が求められること。
打球の左右の動きに対応するため、それぞれのポジションに適した設計がなされています。
最近では、送球スピードよりも確実な捕球を重視する選手が増えており、個々のプレイヤーが自分に適したグローブを選ぶことが重要です。
外野手用のグローブ
外野手用のグローブは、一人一人が担当する守備範囲が広く、ボールを確実に捕球するために大きく長い特徴があります。
ポケットは深く、小指二本入れが一般的で、これにより深いポケットを活かして捕球が行われます。
外野手用グローブは手の柔軟性が求められつつ、縦の動きに対応し、大きなフライボールをキャッチするために大型かつ長めの構造が採用されています。
また、外野まできたゴロなどを内野へ送球する必要があるため、ゴロをキャッチしやすい構造にもなっています。
ウェブはフライの捕球時のショックを和らげるため、ショックを吸収するような設計が一般的です。
オールラウンド用のグローブ
オールラウンド用のグローブは、内野手・外野手どちらも使用可能で、主にポジションが確定していないプレイヤー向けです。
初心者やポジションがまだ固まっていない選手には適していますが、幅広いポジションに対応できる一方で、専門のグローブの方が基本的には使いやすい傾向があります。
ポジションが確定した時点で、ポジションに合わせた専門のグローブに切り替えることがおすすめされます。
それぞれのポジションには特有の要件や特性があるため、専門のグローブを使用することで、より効果的にプレーを支援できるでしょう。
捕手用のグローブ
捕手用のグローブはキャッチャーミットを使用します。
このグローブは捕球面が丸く広く、親指部と小指部が厚くなっており、縦型と横型の2つがあります。
縦型はポケット中央で捕球したい場合におすすめであり、横型は親指に引っ掛けて捕球する際に適しています。
ポケットの深さは捕球や送球のしやすさに影響し、サイズが大きいと捕球がしやすく、見やすくなりますが、サイズが小さいと操作性が向上します。
キャッチャーミットは革が厚く、衝撃吸収性に優れ、捕手が投手や内野手からの送球を頻繁に捕球するため、軽さと耐久性が重要です。
一塁手用のグローブ
一塁手はファーストミットを使用し、ボールを確実に捕球するために捕球面のサイズが長く大きいのが特徴です。
サイズが大きいと捕球がしやすくなりますが、逆にサイズが小さいと操作性が向上します。
一塁手用グローブは大きくて丸い形状をしており、ファーストベースをカバーする広い面積を持っています。
柔らかい革で作られ、深いポケットを備えているため、フライボールだけでなく低いボールも確実に捕球できます。
これにより、一塁手は様々な高さや方向からのボールに対応し、確かなプレーを展開することが可能です。
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硬式グローブと軟式グローブの違い
硬式用グラブと軟式用グラブにはいくつか違いがあり、選び方に大きく影響します。
一般的な違いは以下の通りです。
材質と耐久性
硬式グローブは、通常、硬式ボールは軟式ボールよりも硬く、速く飛ぶため、硬い皮革や高品質の素材で作られたグローブが使われます。
これにより、耐久性が向上し、強い衝撃にも耐えられます。
一方で、軟式グローブは、軟式ボールが比較的柔らかく、硬式よりも適度に軽いため、柔らかい素材や合成皮革が一般的です。
軟式用のグローブは硬式用のグローブよりもやや柔軟であり、捕球の際のクッション性が重視されます。
ポケットの深さ
硬式用グラブは、硬式ボールの速さや重さを考慮して、一般的にはポケットが深めに設計されています。
そのため、ボールがしっかりと収められ、確実に捕球することができます。
一方で、軟式用は、軟式ボールが比較的軽く、速さが硬式ほどではないため、ポケットが硬式用よりも浅めに作られています。
そのため、軽いボールでもしっかりと捕球することができます。
重さ
一般的には硬式用グラブの方が重たいです。
これは硬式ボールが軟式ボールよりも密度が高いため、それに対応するための構造と重さが必要とされるためです。
一方で、軟式用グラブは、軽いボールに対応するために比較的軽量で、素材の柔軟性が求められます。
これらの違いは、硬式野球と軟式野球という異なるボールの特性に対応するためのものであり、プレーのスタイルやプレーヤーの好みによっても違いが現れます。
少年野球用グローブのオススメ
少年野球用の場合、日本国内では軟式野球が一般的のため、軟式グローブが使用されることが多いですが、硬式グローブと軟式グローブで迷われている方は、以下のようなメーカーの野球グローブがおすすめです。
Mizuno プロスペクトシリーズ
ミズノの「プロスペクトシリーズ」は、初心者や少年野球選手向けのシリーズで人気のある野球グローブです。
手頃な価格でありながら、品質が高いのが特徴です。
Rawlings プレイヤープリファードシリーズ
ローリングスの「プレイヤープリファードシリーズ」は、耐久性があり、幅広いポジションに適した野球グローブが揃っています。
子供向けのサイズも豊富に用意されています。
Wilson A450シリーズ
ウィルソンの「A450シリーズ」は、初級者から中級者までを対象にしたシリーズで、使いやすく手頃な価格帯のグローブです。
軽量でありながら、しっかりとした作りが特徴です。
Easton フューチャーレジェンドシリーズ
イーストンの「フューチャーレジェンドシリーズ」は、少年野球選手向けにデザインされた野球グローブです。
軽量でありながら、柔軟性と耐久性があります。
Akadema ルーキーシリーズ
アカデマの「ルーキーシリーズ」は、若い選手向けに開発された野球グローブで、小さな手にもフィットしやすいデザインがされています。
久保田スラッガー
久保田スラッガーは、1936年に創業した久保田運動具店のブランドでグローブがメインの老舗メーカーです。
革が柔らかく、購入後にすぐ使えるのが特徴です。
また、プロ野球選手の愛用者も多く、特に内野手用グラブが人気です。
ポジションや自分の手に合ったグローブを見つけよう!
今回紹介したようにグローブは、ポジションごとに特別な型で作られているため、自分がどのポジションなのか、あるいはどのポジションを守りたいのかによって選ぶべきグローブが異なります。
また、選手の好みや手のサイズ、指の長さによっても最適なグローブが変わるため、実際に試しに使ってみることがおすすめです。
スポーツ用品店で実際に着用してみて、自分の手に合った野球グローブを見つけると良いでしょう。
最後に野球のリーグ戦やトーナメント戦の対戦表を作成する際に便利なツールをご紹介します。
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詳しい使い方については、過去のブログで紹介していますので、そちらをぜひご覧ください!