【初心者必見】テニスの基本ルール&得点の数え方・呼び方を徹底解説!
(※この記事は、2024年1月16日に更新されました。)
テニスは、世界中で愛されている人気のスポーツです。
「試合を見る」「自分でプレイする」のどちらにしても、基本的なルールを知ることでより楽しめます。
しかし、テニスのルールは少し特殊なため、いまいち把握できていない人も多いのではないでしょうか?
特に「得点の数え方」について混乱する人も少なくありません。
今回は、これからテニスを始めようとしている人やテニスの試合観戦を楽しみたい人のために、テニスの基本ルール、ポイントの数え方などをわかりやすく解説していきます!
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テニスの基本ルール・ゲームの流れ
まずは、テニスの基本ルールを解説します。
テニスは、ネットを挟んで2人(あるいは4人)で行うラケットスポーツです。
選手はさまざまな返球テクニックや戦略を駆使して対戦します。
シングルスとダブルス
テニスには、以下の2つの形式があります。
1対1のシングルス
2対2のダブルス
基本的なテニスコートのサイズはシングルスとダブルスで同じです。
ただしダブルスでは、コートの両サイドの帯状の部分(ダブルスアレー)もプレイエリアとして使用されます。
シングルスでは、ダブルスアレーの部分はアウトとして扱われます。
ゲームの流れ
テニスの基本的なゲームの流れは以下の通りです。
①トス
ゲーム開始前にトスを行い、先にサービスをする側(サーバー)と受ける側(レシーバー)を決定します。
トスとは、コイン投げやラケットの回転などを用いて、試合のサービスを最初に行う側を決定する方法です。
トスとしては「主審やプレイヤーの一人がコインを空中に投げ、もう一人が表か裏かを予想する」という方法が一般的です。
予想が当たれば、当てたプレイヤーはサービスを行うか、またはサービスを受けるかを選べます。
②サービス
選ばれたサーバーがサービスを行うことで試合開始です。
サーバーは1ゲームごとに交代します。
サービスは相手コートのサービスボックス内に入れる必要があります。
③ラリー
サービスが成功すると、ラリーが開始されます。
プレイヤーはボールを交互に打ち返し、地面に2回バウンドする前に打ち返すことが必要です。
ラリー中、ボールがコート外に出たりネットに触れて相手コートに入らなかったりすると、そのラリーは終了します。
④得点
ラリーが終了するたびに得点を記録します。テニスの得点は「1、2、3」ではなく「15、30、40」と数えます。
先に4回得点したプレイヤーが「1ゲーム」を獲得します。
得点(ポイント)の取り方
得点は、以下の場合に取ることができます。
ボールが打ち返せなかった時
相手がボールを打ち返せなかった時に得点を獲得します。
ボールが相手のコートに入らなかった時
ボールが相手コートのアウトエリアに落ちた場合、ボールを打った側が得点を失います。
サーブを2回ミスした時
1回目のサーブでミス(ネット、アウト等)した場合は、フォルトと言い、もう一度サービスのチャンスが与えられます。
しかし、2回連続してミスとなった場合はダブルフォルトとなり、相手に得点が入ります。
ネットに触れてしまった時
プレイ中のボールがネットに触れ、その後相手コート内に入らなかったり、アウトになった場合、ボールを打った側が得点を失います。
何点取れば勝てるの?
テニスは「ゲーム・セット・マッチ」という3つの単位で進行します。通常の勝利条件は「1セットで6ゲームを取る」というものです。
しかし、5-5や6-6の場合は、7ゲーム先取、またはタイブレークで勝敗を決めます。
マッチ(勝利)の条件は、シングルスの場合は「3セット先取(または2セット先取)」、ダブルスの場合は「2セット先取」です。
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テニスの得点の数え方
テニスの得点の数え方は、以下のように独特です。
両プレイヤーが40-40の状態になると「デュース」と呼ばれます。
デュースになると、1ポイント差をつけただけではゲームに獲得できません。
2ポイント差をつける必要があります。
最初の1ポイントを取ったプレイヤーには「アドバンテージ」という得点が与えられます。
このプレイヤーが次もポイントを獲得すると「ゲーム」も獲得します。
逆に、アドバンテージを持っていないプレイヤーがポイントを取ると、再びデュース状態となります。
なぜ0点は「ゼロ」ではなく「ラブ」と呼ぶの?
0点を「ラブ」と呼ぶ理由は諸説あります。
一般的なのは、フランス語の「l'oeuf(卵)」からきているというものです。
数字の「0」が卵の形に似ていることから、この名前がつけられたとされています。
なぜ1、2、3ではなく15、30、40と数えるの?
テニスの得点の起源は諸説あります。
最も一般的な説は、古代の時計を基にしたという話です。
時計の針が1/4進むたびに15分経過するため、テニスの1ポイント、2ポイント、3ポイントをそれぞれ15、30、45と数える形式が採用されたと言われています。
そして、4ポイント目でゲームが終了するというルールから、45を最後のポイントとして採用したとされます。
45(フィフティーファイブ)は口に出して言うには長いため、時が経つにつれて「40」に短縮されていったそうです。
まとめ
今回は、テニスの基本的なルールと点数の数え方を詳しく解説しました。
テニスの得点の数え方は以下の通りです。
なぜポイントを1、2、3ではなく15、30、40と数えるかの理由は諸説あります。
一般的なのは「時計の針を使用して得点を数えていたから」という説です。
ちなみに、硬式テニスソフトテニスではポイントの数え方が異なるので、興味がある方はソフトテニスと硬式テニスの違いについて書かれた記事もぜひ読んでみてください!
テニスの基本ルールや得点の数え方を知ることで、試合の見方や実際のプレイがさらに楽しくなります。
ルールは複雑に思えるかもしれませんが、基本を押さえてプレイや観戦を続けることで自然と身についてきます。
この記事をきっかけに、テニスにさらに興味を持っていただければ幸いです。
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