NPB12球団ジュニアトーナメントとは?大会のルールや歴代優勝チームについて解説
(※この記事は、2023年12月11日に更新されました。)
「NPB12球団ジュニアトーナメントとは?」
「どうすればジュニアチームに入ることができるの?」
「この大会に出場経験のあるプロ野球選手は?」
この記事は、上のような疑問をお持ちの方に向けて書かれています。
本記事では、NPB12球団ジュニアトーナメントの概要やルール、歴代優勝チームについて解説します。
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NPB12球団ジュニアトーナメントとは?
NPB12球団ジュニアトーナメントは、2005年からはじまった小学5年生から6年生を対象とした日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が主催する少年野球の大会です。毎年12月下旬に開催されています。
大会の目的は、子どもたちに「プロ野球選手への夢の創出と教育」です。そのため、各球団ごとに選抜された、世代トップの小学生が集まります。
プロ野球選手と同じように各球団のユニフォームを着用して試合を行い、プロ野球が行われている球場で試合が行われることも特徴です。
明治神宮野球場で開催される理由
NPB12球団ジュニアトーナメントは、ここ数年毎年12月下旬に明治神宮野球場と横浜スタジアムで開催されています。そのうち、明治神宮野球場での開催理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目の理由は、伝統ある球場でのプレーを経験させることで、子どもたちにプロ野球選手への夢をより強くしてもらいたいという思いです。明治神宮野球場は、1926年に開場した歴史ある球場であり、プロ野球の公式戦も数多く開催されています。
プロ野球の聖地とも呼ばれるこの球場でプレーすることで、子どもたちはプロ野球選手への夢をより具体的にイメージできるようになるでしょう。
2つ目の理由は、多くのファンの前でプレーする経験をさせることで、子どもたちの自信を育てたいという思いです。
明治神宮野球場は、収容人数が約3万人という大規模な球場です。多くのファンの前でプレーすることで、子どもたちはプレッシャーや緊張を経験し、それを乗り越える力を身につけることができます。
このように、明治神宮野球場での開催には、子どもたちの夢を育み、成長を促すという意図があります。
大会ルール
npb12球団ジュニアトーナメントは、監督を中心としたチームにより運営され、3日間にわたって開催されます。試合は6イニングまたは90分の制限時間内で行われ、タイブレークルールに基づき延長戦が可能です。
各チームは最大16名の選手で構成され、選手交代は大会規定に従って行われます。選手はプロ野球チームのユニフォームを着用し、木製や特定の金属製バットの使用が許可されています。これらの詳細は大会の公式ページに記載された事項で確認できます。
決勝トーナメント進出チームの決定には、TQB(Total Quality Balance)方式が採用されます。これは予選の得失点率に基づいた評価で、ワイルドカードを含むチーム選出が担当者によって行われます。
メンバーに選ばれるには?
NPB12球団ジュニアトーナメントに選ばれるには、まず各プロ野球チームのジュニアチームへの参加が必要です。
参加希望者は多く、約300〜500人の応募者からわずか十数人だけが選ばれます。これは約3〜5%の合格率であり、競争は非常に激しいです。
セレクションは通常、1次、2次、最終選考の3段階で行われ、最近はコロナの影響で1次選考がプレーの動画提出によるものになっている場合もあります。この狭き門をくぐり抜けることが、npb12球団ジュニアトーナメントへの第一歩です。
2023年の試合概要
(出典:NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023)
2023年のNPB12球団ジュニアトーナメントKONAMI CUPは、日本野球機構とプロ野球12球団の主催、コナミデジタルエンタテインメントの特別協賛のもと、2023年12月26日(火)から28日(木)の3日間の全日程で開催されます。予備日は12月29日(金)です。
この大会は、明治神宮野球場と横浜スタジアムで行われ、1日目(12月26日火)と2日目(12月27日水)は予選トーナメント6試合ずつ、3日目(12月28日木)は決勝トーナメント3試合と表彰式が行われます。
入場は無料で、野球ファンは誰でも観戦できるので、子供たちが次世代の野球スターとして躍動する姿を間近で見る絶好のチャンスです。
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歴代優勝チーム
(出典:NPBプロ野球12球団ジュニアトーナメント|J SPORTS)
2005年から開催されているNPB12球団ジュニアトーナメントの歴代優勝チームは以下の通りです。
第1回:ヤクルトスワローズジュニア
第2回:東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア
第3回:オリックス・バファローズジュニア
第4回:中日ドラゴンズジュニア
第5回:福岡ソフトバンクホークスジュニア
第6回:千葉ロッテマリーンズジュニア
第7回:北海道日本ハムファイターズジュニア
第8回:読売ジャイアンツジュニア
第9回:読売ジャイアンツジュニア
第10回:読売ジャイアンツジュニア
第11回:中日ドラゴンズジュニア
第12回:横浜DeNAベイスターズジュニア
第13回:中日ドラゴンズジュニア
第14回:東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア
第15回:東京ヤクルトスワローズジュニア
第16回:東京ヤクルトスワローズジュニア
第17回:中日ドラゴンズジュニア
第18回:阪神タイガースジュニア
(引用:12/29(木) 決勝 読売 Jr. vs. 阪神 Jr.(神宮) - NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022)
この大会に出場経験がある主なプロ野球選手
ここでは、プロ野球ジュニアチーム出身の代表的なプロ野球選手を紹介します。
近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)マリーンズJr.出身
松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)ベイスターズJr.出身
森友哉(オリックス・バファローズ)バファローズJr.出身
田口麗斗(東京ヤクルトスワローズ)カープJr.出身
オコエ瑠偉(読売ジャイアンツ)ジャイアンツJr.出身
佐藤輝明(阪神タイガース)タイガースJr.出身
安田尚憲(千葉ロッテマリーンズ)タイガースJr.出身
藤原恭大(千葉ロッテマリーンズ)バファローズJr.出身
根尾昂(中日ドラゴンズ)ドラゴンズJr.出身
高橋宏斗(中日ドラゴンズ)ドラゴンズJr.出身
NPB12球団ジュニアトーナメントに注目しよう!
NPB12球団ジュニアトーナメントは、野球の未来を担う若き才能が集結します。ファンにとっては、将来の大物選手をいち早く見つける貴重な機会です。
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