スポーツ大会の運営者必見! スポーツボランティアの募集方法

スポーツ大会の運営者必見! スポーツボランティアの募集方法

(※この記事は、2023年5月1日に更新されました。)

スポーツボランティアとは、オリンピックのような国際的なイベントから地元のスポーツ大会、子どもたち向けの運動会など、さまざまなスポーツイベントの運営を支えてくれる人のことです。

スポーツボランティアを起用することで、運営コストの削減や地域コミュニティとの繋がりの構築など、さまざまなメリットを得ることができます。

この記事では、スポーツボランティア募集の方法と起用するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

スポーツボランティアを募集したいと考えているスポーツ大会の主催者・運営者の方は、ぜひ最後までご覧ください!

スポーツボランティアとは?


スポーツボランティアとは、スポーツ大会の運営をサポートしてくれるスタッフのことです。

報酬を得ることを目的とせず、自発的に参加することが一般的です。オリンピックやパラリンピックのような国際的なイベントから地域の運動会やサッカー教室まで、幅広い場で活躍しています。

スポーツボランティアの活動内容


スポーツボランティアの活動内容

スポーツボランティアの仕事は、主にイベント運営の裏方や競技進行のサポートです。イベントを円滑に進めるために必要な業務を担当します。

スポーツボランティアの具体的な活動内容は以下の通りです。

・受付

・案内

・交通整理

・警備

・給水や給食の提供

・会場設営や撤去

・競技の進行管理

・審判

・記録

・用具の運搬

・応急手当・医療サポート

・翻訳・通訳

・広報

スポーツボランティアの募集方法


スポーツボランティアの募集方法

スポーツボランティアを集めるためには、スポーツやボランティアに関心がある人に向けて、適切な場所や方法で告知をする必要があります。

ここからは、スポーツボランティアを募集する方法を6つをご紹介します。

1. 地域の公共施設で募集する


図書館や市民会館など、地域の公共施設に募集ポスターやチラシを掲示することで、地元住民に効率的に周知できます。

地域住民の口コミによる広がりも期待できるため、地域密着型のイベントには特に適しています。

2. 学校や大学と連携する


学校や大学と連携し、学生に対して募集を行うことで、スポーツボランティア活動に興味を持つ若い世代の獲得を期待できます。スポーツ関連のサークルや学生団体に協力を依頼するのも効果的です。

地域の社会づくりに興味がある学生やボランティア活動を通じてスキルアップを狙う学生も多くいるので、そのような学生向けに課外プログラムの一環として募集をかけるのも方法の1つです。

3. スポーツ関連のイベントや大会の際に告知する


スポーツ関連のイベントや大会の参加者は、スポーツに対する興味関心が高いため、ボランティアの依頼相手として適しています。

パンフレットやチラシを配布するだけでなく、スピーカーやアナウンスを活用することで直接参加者にアプローチできます。

4. SNSを活用する


TwitterやFacebook、Instagramなどのプラットフォームを活用して、ボランティアの募集情報を発信しましょう。ボランティア募集ページを作成して、SNSを通じて拡散するのも良いでしょう。

関連するハッシュタグや地域の情報を付けることで、ターゲット層に届く可能性が高まります。

5. ボランティアマッチングサイトを利用する


ボランティア活動を探している人とボランティア団体をつなげるマッチングサイトを活用することで、興味がある人に直接アピールできます。

マッチングサイトには活動内容や募集条件を詳細に記載できるため、応募者とのミスマッチを防ぎやすいです。

6. ワークショップやセミナーを開催する


スポーツボランティアに興味を持っている人を対象にワークショップやセミナーを開催することで、参加者と直接コミュニケーションを図ることができます。

ボランティア活動について詳細に説明したり実際の活動を体験してもらったりできるので、ボランティアに対する理解を深めてから参加してもらえるでしょう。

スポーツボランティアを起用するメリット・デメリット


スポーツボランティアを起用するメリット・デメリット

ここからは、スポーツボランティアを起用することでどのようなメリット・デメリットがあるのかをお伝えします。

メリット① コストが削減できる


スポーツボランティアを活用する一番のメリットは、コストの削減ができる点です。

ボランティアは基本的に無償なため、イベント運営の人件費を大幅に抑えられます。

特に、予算に限りがある地域のスポーツ大会や小規模イベントでは、運営費用を抑えることでイベントの継続や質の向上が図れます。

地元住民の支持を得ることができれば、自治体や企業からの支援金や協力も期待できます。

メリット② 地域コミュニティの活性化に貢献できる


スポーツボランティアを通じて地元住民が交流することは、地域にとってプラスの効果を生み出します。

年齢や性別、職業などが異なる住民が、共通の目的であるスポーツイベント成功に向けて協力することで、地域全体の連帯感や一体感を得ることができます。

デメリット① 経験やスキルにバラつきがある


スポーツイベントのボランティアにはさまざまなバックグラウンドを持つ人が集まるため、能力や経験に大きな差が生じることもあります。

例えば、初めてスポーツイベントに関わるボランティアが多い場合、運営に必要な知識がないため、イベントの進行や参加者へのサポートが不十分になるかもしれません。

デメリット② 欠員が発生しやすい


ボランティアは基本的に無償のため、アルバイトや正社員と比べて責任感が薄くなります。

そのため、急な予定変更や体調不良などで当日の欠員が出やすいです。

スポーツボランティアを募集する際に決めておくべきこと


スポーツボランティアを募集する際に決めておくべきこと

スポーツボランティアを募集する際、募集要項やオリエンテーションが不十分だと現場でさまざまなミスマッチが発生しやすいです。

ここからは、スポーツボランティアを募集する際に必ず決めておくべきことを3つ紹介します。

1. 参加してほしいターゲット


スポーツボランティアを募集する際は、対象となるボランティアの年齢層や必要な知識・経験などを明確にしましょう。

条件を設定することで、必要な人だけを効率的に集めることができます。

2. 募集要項・活動内容


募集要項を詳細にすることで、応募者は実際の活動をイメージしやすくなります。

具体的には、以下の内容を必ず明記しましょう。

・具体的な活動内容

・1日の活動時間

・開始時間、終了時間

・休憩時間

・活動場所

・交通費、飲食費の支給の有無

・ボランティアの募集人数

・事前研修会、オリエンテーションの有無

・応募からイベント当日までの流れ

3. オリエンテーション・サポート体制


スポーツボランティアが安心して参加できる環境を整えることが大切です。

できれば事前に研修会やオリエンテーションを実施し、参加者がイベントに関する知識やスキルを身につけられるようサポートしましょう。

参考:スポーツボランティア・運営ガイドブック -スポーツイベントのボランティアを知る-

スポーツボランティアスタッフへの敬意を忘れずに


スポーツボランティアスタッフへの敬意を忘れずに

スポーツボランティアは、イベントに賛同し善意をもって活動してくれています。

運営側は参加者に対して、感謝の意を示すことを忘れないようにしましょう。

例えば、参加証明書や記念品を用意したり、イベント終了後にお礼のメールを送ったりすることで、参加者のモチベーションを高めることができます。

まとめ


今回は、スポーツボランティアの募集方法とメリット・デメリットについてお伝えしました。

スポーツボランティアを募集方法する方法は以下の通りです。

・地域の公共施設やスポーツ施設で募集する

・学校や大学と連携する

・SNSを活用する

・ボランティアマッチングサイトを利用する

・ワークショップやセミナーを開催する

スポーツボランティアを起用することで、経費削減や地域コミュニティとの繋がりができるなど、さまざまなメリットを得ることができます。

スポーツボランティアを探しているスポーツ大会の主催者・運営者の方は、ぜひこの記事を参考に募集をしてみて下さい!

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