アジア競技大会2023の概要と今大会注目のスポーツについて徹底解説!
(※この記事は、2023年9月12日に更新されました。)
アジア競技大会について興味がある人の中には、2023年大会の概要や注目すべきスポーツについて詳細を知りたい方も多いことでしょう。
本記事では、大会概要や開催競技、注目のスポーツまで徹底的に解説します。
この記事を読めば、アジア競技大会への知識を深め、友人や同僚との会話の中で一歩先を行く情報を共有できるでしょう。
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アジア大会2023の概要
アジア大会2022(2023年開催)は、アジアオリンピック評議会により、中国の杭州市で開催される国際総合競技大会です。
第19回アジア競技大会は、中国・杭州市で2023年の9月23日から10月8日まで開催される予定です。
当初、2022年に開催の予定でしたが、COVID-19の影響で1年の延期を受けての開催となります。
なので、正式には第19回アジア競技大会(杭州2022)となります。
この大会は、アジアのスポーツの祭典として、40の競技と481の種目を通じてアジアのトップアスリートたちがその実力を競い合います。
これは、2020年の東京オリンピックの33競技395種目を上回る規模となっており、多くの新しい競技や種目が追加されています。
また、開催地・杭州は日本よりも1時間遅れているため、多くの日本人にとって応援しやすい時間帯となることから、より多くの応援が期待されています。
開催競技・種目
第19回アジア競技大会として知られるこの大会では、多くのスポーツが行われます。
競技には、eスポーツや陸上競技、トライアスロンなどの「Competitive Sports(競技スポーツ)」から、サッカーやバスケットボールのような「Ball Sports(球技)」、さらにボクシングや柔道の「Adversary Sports(対戦スポーツ)」、そして競泳やカヌーなどの「Water Sports(水上スポーツ)」までが含まれています。
日本代表として参加する選手一覧は、それぞれの競技連盟から発表されます。
例えば、日本eスポーツ連合や全日本アーチェリー連盟、日本体操協会などが代表選手を選出しています。
前回、インドネシアのジャカルタとパレンバンで開催されたアジア大会に続き、今回の開催地・杭州では、アジア全体のスポーツの祭典として、多くの競技とともに、日本をはじめとする多くの国々の選手たちがその実力を披露します。
今大会注目のスポーツ
アジア大会2023では、従来のスポーツだけでなく、新たな注目スポーツも取り入れられています。
特に、デジタル技術の進化と共に急速に人気を集めている「eスポーツ」、ストリートカルチャーを背景にしたダンスバトル「ブレイキン」、そして伝統的ながらも戦略的な駆け引きが魅力のマインドスポーツ「ボードゲーム」が今大会の目玉として挙げられます。
eスポーツ
eスポーツの急成長は、アジア競技大会でも明らかになっています。
2018年の第18回アジア競技大会では、デモンストレーション競技として実施されたeスポーツが、2023年の第19回アジア競技大会では正式競技として認められることとなりました。
今大会でのeスポーツ競技は、8つの正式競技タイトルと2つのデモンストレーション競技タイトルから成り立っており、中でも『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』や『PUBG Mobile Asian Games Version』といった人気ゲームが含まれています。
前回大会では、日本eスポーツ連合から選出された選手が『ウイニングイレブン』部門で金メダルを獲得し、国内のeスポーツ界に大きな注目を集めました。
ブレイキン
ブレイキン、多くの人々には「ブレイクダンス」として知られるこのダンススポーツが、アジア大会2023での新種目として登場します。
この舞台では、アジア地域のトッププレイヤーが杭州の拱墅(ゴンシュウ)運河体育公園体育館で、華麗なダンスバトルを繰り広げます。
加えて、ブレイキンは来年のパリ2024オリンピックでも正式な競技として採用されることが決定しており、そのため、今回のアジア競技大会はオリンピックへの一歩としても非常に重要な位置づけとなっています。
ブレイキンの競技内容は、トップロック、ダウンロック、フリーズの三つの表現形式を組み合わせたものです。
審査基準は厳格で、技の難易度や動きの多様性、そして音楽性など、多岐にわたる要素が評価されます。
例えば、フリップやヘッドスピンなどが、音楽に合わせて披露される姿は見ごたえがあります。
この大会が、ブレイキンの魅力を多くの人々に伝える絶好の機会となることでしょう。
ボードゲーム
アジア大会2023でのボードゲームのカテゴリーは、その普及度と競技の深さを反映して、多岐にわたる種目で構成されています。
伝統的なゲームである「シャンチー」や国際的にも知名度の高い「チェス」、そして「囲碁」など、各ゲームが独自の戦略と魅力を持つものとなっています。
特に注目を集めているのは、日本からの代表選手たち。
囲碁のカテゴリーでは、一力遼棋聖と芝野虎丸名人・十段という、日本囲碁界のトッププレイヤーが出場することが決定しており、その活躍に多くの期待が寄せられています。
また、「ブリッジ」においても、日本コントラクトブリッジ連盟からの代表選手が杭州大会での活躍を目指しています。
これらのボードゲームは、単なるゲーム以上のものとして、アジア各国での文化や伝統、そして技術を持つ選手たちの頭脳戦として、多くの観戦者を魅了するでしょう。
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アジア大会2023の注目すべき日本代表チームは?
アジア大会2023において、注目すべき日本代表チームとして挙げられるのは、多数の実績とその活躍を持つ「柔道」、「レスリング」、「水泳」、「体操」の4競技です。
柔道
第19回アジア競技大会が杭州で開催されようという中、全日本柔道連盟は、注目の日本代表内定選手を発表しました。
男子代表には、東京オリンピックでの100キロ級金メダリスト、ウルフ・アロン選手や、世界選手権73キロ級で3位の実績を持つ橋本壮市選手が名を連ねました。
一方、女子代表では、世界選手権での3連覇を誇る角田夏実選手や、63キロ級代表の高市未来選手が選出されました。
このアジア大会での目標は、男子・女子ともに「全7階級と男女混合団体戦の金メダル」獲得と明言。
また、このアジア大会の結果は、2024年パリオリンピックの代表選考には影響しないとされています。
しかし、オリンピック出場のための国際ランキングポイント獲得の機会として、特にウルフ選手にはこの大会での活躍が求められます。
レスリング
日本レスリング協会は2023年6月2日、東京都内で開かれた理事会において、9月に中国・杭州で開催されるアジア大会のレスリング代表選手を公表しました。
特に注目すべきは、女子53キロ級で現在119連勝中の藤波朱理選手(日体大)や、昨年の世界選手権で優勝した女子57キロ級の桜井つぐみ選手(育英大)が代表に選出されたことです。
この度の選考では、2021年の全日本選手権での優勝者を中心に選出されており、東京オリンピックの代表選手は含まれていません。
注目選手を含め、レスリングにおけるメダル獲得が大きく期待されています。
水泳
第19回アジア競技大会の開催が近づく中、日本水泳連盟(JASF)は競泳日本代表選手団を発表しました。
5月1日に行われた第98回日本選手権水泳競技大会「ジャパンスイム2022」の結果を基に、前回の発表から21人の選手が新たに代表として選出されました。
中でも注目は、日本の水泳界を牽引する池江璃花子選手や中村克選手の名前がリストアップされたことです。
池江選手は過去の大会でもその実力を証明しており、今大会でも高い期待がかかる選手の一人となります。
中村選手も同様に、その成績を持ってアジア大会での活躍が期待されます。
両選手をはじめとする日本代表団の活躍が、今回のアジア大会での日本のメダル獲得に大きく寄与することでしょう。
体操
日本体操協会は2023年6月12日に体操の日本代表選手を発表しました。
男子部門では、実力派兄弟である谷川航選手と谷川翔選手(共にセントラルスポーツ所属)が代表に名を連ねました。
その他、男子代表としては川上翔平選手、北園丈琉選手(共に徳洲会)や津村涼太選手(鹿屋体大)が選出されました。
一方、女子部門では、坂口彩夏選手や牛奥小羽選手(共に日体大)、岡村真選手(相好ク)、芹田未果子選手(筑波大)、そして桝井美咲選手(福井・鯖江高)が代表として選ばれました。
これらの選手たちは、アジア大会での高いパフォーマンスを期待されており、多くのファンや関係者からの注目が集まることでしょう。
日本人代表選手を応援しよう!
本記事では、大会概要や競技内容、注目のスポーツや日本代表チームについて解説してきました。
アジア大会はアジア地域のトップアスリートが集結するステージであり、各国のプライドがかかった一大イベントとなっています。
日本も例外ではなく、多くの競技で世界トップクラスの選手を擁しており、今大会でも多くのメダルが期待されています。
特に、体操、柔道、レスリング、水泳などの伝統的な強みを持つ競技だけでなく、新たに注目を集めるeスポーツやブレイキンなどの競技でも熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
テレビの前やスタジアムで、日本代表選手に心からのエールを送りましょう!