5チーム総当たり戦の試合数は10試合!対戦表の作り方を紹介
(※この記事は、2023年3月27日に更新されました。)
「5チームで総当たり戦をする場合、試合数の計算方法ってどうなるの?」
「試合の組み合わせってどう作ったらいいんだろう?」
スポーツの試合に携わっていると、こんな悩みが出てくることもあるでしょう。
複数チームで総当たり戦を行う場合、試合数を計算して組み合わせを決めなければなりません。
試合の順番や会場の事情なども考慮しなければならないため、労力のかかる作業です。
そこで今回は5チームの総当たり戦を例に挙げ、試合数の計算方法や対戦表を作るポイントを解説していきます。
ダイアモンドスケジュールを使えば、総当たり戦の対戦表をたった数分で自動作成する事ができます🙆♀️
そもそも総当たり戦とは何か
総当たり戦とは、各チームがその他の全チームと戦う試合のことです。
勝ち残り式のトーナメントと異なり、全チームの試合回数は同じになります。
A~Eの5チームが総当たり戦を行う場合、AはB・C・D・Eのそれぞれと同数の試合をするのです。
リーグ戦もほとんど同じ意味で使われることが多いですが、リーグ戦の場合はチームによって試合数に差が出るケースもあるでしょう。
そのため、厳密には総当たり戦とリーグ戦は異なります。
【5チームの総当たり戦】試合数の計算方法!
ここではA〜Eの5チームが総当たり戦を行うケースを例として、試合数を計算します。
方法①組み合わせを数える
原始的な方法ですが、1つずつ組み合わせを数えることで試合数が求められます。
重複する試合(AvsBとBvsAなど)は除くため、上図の星の部分を順に数えていきましょう。
AvsB、C、D、E(4試合)
BvsC、D、E(3試合)
CvsD、E(2試合)
DvsE(1試合)
このパターンの組み合わせがあるので、4+3+2+1=10試合だとわかります。
方法②計算式を使う
一方で以下の計算式を使えば、一度で試合数を求めることが可能です。
参加数(参加数-1)÷2=試合数
つまり5チームの場合は、5(5-1)÷2=10試合となります。
参加チームの数が増えると、組み合わせを数えるのは大変になるでしょう。
その場合もこの計算式を使えば、簡単に試合数が計算できます。
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総当たり戦の対戦表を作成する際の配慮点
試合数が求められたら、次は対戦表を作成します。
5チームの総当たり戦であれば、10試合分の組み合わせを作らなければなりません。
いくつか配慮点があるので、確認しておきましょう。
試合順をどうするか
たとえばAvsBの試合が終わったあとにAvsCの試合が続くと、Aの負担が大きくなってしまいます。そのためAvsBの次はCvsDの試合を行い、その次はEvsAを行うなど、工夫をしながら公平性を保たなければなりません。
さらに、ホーム試合とアウェイ試合のバランスも考える必要があります。
試合会場のスケジュールも確認が必要
試合会場によっては、ほかの競技やイベントが開催されることもあるでしょう。
そうすると会場が使用できない日程が発生します。
総当たり戦の対戦表を作成する際は、試合順や試合会場のスケジュールなど、細かな配慮点が多いのです。
手間や時間を減らすなら対戦表自動作成ツールがおすすめ
細かい配慮をしながら組み合わせを作っていると、手間や時間がかかります。
そのため多くの試合で使われているのが、対戦表自動作成ツールです。
そのなかの一つ「ダイアモンドスケジュール」は総当たり戦の対戦表を自動作成するツールで、細かい条件設定ができます。
たとえば以下のような条件を設定することが可能です。
休息日
休憩時間
最大試合数
ホームからの移動距離
試合会場ごとの利用可能時間 など
こうした条件のもと、シーズン中の対戦表を自動で作成してくれるのです。
手間や時間を大幅に削減することができますよ。
5チーム総当たり戦はダイアモンドスケジュールで!
ここまで5チームの総当たり戦について、試合数の計算方法や対戦表を作るポイントについて解説しました。
計算式に当てはめれば試合数を簡単に求められるものの、対戦表の作成には試合順や会場ごとのスケジュールなど、配慮点も多いです。
そこで役立つのが対戦表自動作成ツールの一つ、ダイアモンドスケジュールです。
無料で使えるため総当たり戦を行う際は、うまく活用してみましょう。
対戦表の作成方法についてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。