【リーグ運営者必見】リーグ戦対戦表の作成ツール5選紹介!
(※この記事は、2023年10月5日に更新されました。)
リーグやスポーツ連盟の運営に携わっている方で
「リーグ戦の公平な組み合わせを作成したい」
「対戦表の作成にとても時間がかかる...」
とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
本記事では、おすすめの組み合わせ表作成ツールを5つご紹介します!
DXの進むスポーツ業界では、公平な対戦表を作成するためにアルゴリズムなどを用いた作成ツールの導入をしているリーグもあります。
プロの方から地域や学校のリーグ運営者まで「対戦表の作成に時間をかけたくない!」という方は、自動作成ツールを使ってみてください。
総当たり戦とは
初めに、総当たり戦とはどういったものかを解説します。
総当たり戦とは、競技大会の開催形式のひとつです。
その名の通り、競技に参加した出場選手やチームが、他のすべての選手またはチームと一定回数の試合をする形式です。
総当たりの回数が2回以下のものはround-robin(ラウンドロビン)とも呼ばれます。
総当たり戦はリーグ戦の一形式ですが、日本語で「リーグ戦」という場合には総当たり戦のことを示すこともあるので、注意が必要です。
リーグ戦とトーナメント戦の違い
リーグ戦という言葉が出てきましたので、一緒にリーグ戦とトーナメント戦の違いも確認しておきましょう。
リーグ戦とは
リーグ戦は出場選手やチームがそれぞれ対戦を繰り返し、対戦した結果を総合して順位を決定する方式です。
総当たり戦というと、先ほど解説した通り、すべての選手またはチームと一定回数の対戦を行ないます。
一方で、リーグ戦とのみ言う場合には試合数が偏るケースも含みます。
トーナメント戦とは
トーナメント戦はくじ引き等で対戦相手を決定した後、出場選手やチームが対戦し、勝者のみが次の戦いに進める方式です。
勝負に負けた者は脱落し、試合の勝者同士で対戦を繰り返して、最終的に大会の優勝者を決定します。
リーグ戦はプロ野球、トーナメント選は高校野球を思い浮かべてもらうと、イメージしやすいのではないでしょうか。
予選はリーグ戦を行ない、予選上位のチームだけで決勝トーナメントを行うなど、実際の大会では2つの形式を組み合わせるケースもよく見かけます。
どんな違いがある?
リーグ戦の場合には全試合の結果を総合して順位を決めるため、引き分けが存在することがあります。
勝ち点や得失点差などを考慮して最終順位が決められることもあります。
そのため、リーグ戦の対戦結果集計には、思いのほか手間取るケースも見られます。
サッカーのワールドカップなどの例でも分かる通り、予選リーグの試合の状況によっては、決勝トーナメントの組み合わせが二転三転することもしばしばです。
リーグ戦の形式は、対戦結果集計の面で、運営側に負担がかかりやすいことが分かります。
リーグ戦対戦表作成ツール5選
それでは、総当たり戦の組み合わせ作成ツールを見ていきましょう。
リーグ戦の対戦表を作成する際は、
・試合が連続しないようにスケジューリング
・各チームの移動距離の調整
・競技場までの距離
・コーチの配置
など、運営側にはいろいろな配慮が要求されます。
総当たり戦の方式で競技大会を開催する際は、そういった負担を軽減してくれるツールを選びたいですね。
多機能な組み合わせ作成ツールのうち、おすすめの5つをご紹介します。
1. Diamond Scheduler
リーグ作成ウィザードでスポーツの種類を選び、リーグ名・チーム数・チーム名・会場などの情報をウィザードに従って入力し、リーグを作成します。
また1番の特徴は、最大移動距離や休息日などの制約条件を設定することで公平なリーグ戦の日程を自動で作成してくれる点です。
試合の日程に限らず、練習日や2チーム合同での日程管理も可能です。
さらにダッシュボード上で作成したスケジュールをカレンダー上で視覚的に管理することができます。
プロレベルのスポーツスケジューリング機能を備えていながらも、誰でも直感的に操作することができる点もダイアモンドスケジュールの魅力です!
2. なんでもリーグ作成
バックアップや復元機能、全てのリーグを通しての試合分析グラフ表示、Webサイト作成機能などを搭載した高機能なツールです。
勝ち負けを入力するのみで誰でも簡単に更新をしていくことができます。
総当たり戦に関連した機能だと、総当たり表や順位表のシェアなども行なえます。
3. THE TOURNAMENT
複雑なシード設定を含む自由なシード設定機能、3位決定戦の有無を切り替える機能、試合ごとの詳細コメント表示などユニークな機能が多いのが特徴です。
他にもスコアの登録方法として、数字だけではなく文字での登録を受け付けたり、スコア表示をなくして勝敗のみを記録するモードをサポートしています。
無料で使える基本機能だけでもかなり充実していますが、有料のスタンダード・プランやプロ・プランもあります。
有料プランは広告の非表示や再抽選形式への対応、デザインカスタマイズや外部システムとのAPI連携などが利用可能です。
多くのスポーツの全日本連盟や大手メディア等の法人に利用されており、人気の高いツールです。
4. League Tables Generator
無料で簡単にリーグ表が作成でき、扱える出場者数は無制限です。
勝敗・スコア・試合予定の入力、勝敗数の自動計算、得点・失点・得失点・順位などの任意の入力欄の設置が可能です。
使いたい欄が不足している場合でも自分で追加することができるため、拡張性が高く、さまざまな競技に使うことができます。
5. みんなのマネージャー
みんなのマネージャーは、スポバンドットコムが提供しているツールです。
機能は大きく分けて2つあり、「トーナメント&リーグ作成マネージャー」と「レポートマネージャー」と呼ばれています。
トーナメント&リーグ作成マネージャーは、トーナメント表やリーグ表の作成、スケジュール登録、試合結果の一括登録などが行なえます。
総当たり戦では対戦成績を元にした順位が自動計算されます。
レポートマネージャーは、作成したトーナメント表やリーグ表のデータを埋め込み、自由にページが作成できます。
写真の登録やコメント入力も行えるため、活動報告ページとしても利用できます。
リーグ戦の対戦表作成にもう時間をかけない!
総当たり戦はスポーツではポピュラーな大会形式ですが、いざ開催するとなると、組み合わせ表の作成に手間がかかるのが難点です。
そのため、最近ではプロでもアマチュアでも、組み合わせ表を作成するツールを上手に活用している例が多くなってきています。
それぞれに特徴があり、見た目や操作感も異なりますので、自分の競技や参加大会に合ったツールを探して活用しましょう!